みなさま。 TOLTAの河野聡子です。
今年もTOLTAの活動につきまして、また、その他さまざまな事柄で大変お世話になりました。
来年もどうぞよろしくお願いいたします。
今年のTOLTAの活動につきまして、下記にあげさせていただきました。
震災があり、実に多くのことが動いた1年でしたが、振り返ってみるとこれまで以上に作品を発表していました。
4月27日、28日『代替エネルギー推進デモ』(日仏学院「詩人たちの春」)
『プランタン・コンプレックス』(日仏学院イベントのパーティにて)
5月~6月『木曜日の私』(新宿眼科画廊「皮膚と地図Ⅱ」展)
6月12日『トルタオーディオブック』(第12回文学フリマ)
「トルタオーディオブック」関連ツイートのまとめ11月3日『トルタのマンガ』(第13回文学フリマ)
関連ツイートのまとめ「トルタのマンガ」5月30日~現在進行中企画『トルタバトン』
http://tolta.tumblr.com/ また、2010年2月6日に首都大学東京現代詩センターで開催した「詩のいま、世界のいま」についてのドキュメントを5月にPDFで公開しています。
http://tolta2106.up.seesaa.net/image/E8A9A9E381AEE38184E381BEE38081E4B896E7958CE381AEE38184E381BE20_0520_20E6B1BAE5AE9A.pdfあとは「トルタラボオープンデイ」を隔月くらいでやったり、みかんむき大会をやったり、ポエケットに出たり、こう書き出してみるとものすごく活動している我々であります(笑)
個人としては、前述の『代替エネルギー推進デモ』のスクリプトや現代詩手帖の萩原朔太郎特集で作品を発表することができ、またPDF詩誌「骨折りダンスっ」
http://honeoridance.seesaa.net/で詩の連作「マンダリン・コスモロジー」の連載を始めました。
5月は三角みづ紀さんと「現代詩ナイト2」を開催していますし、足立智美のジョン・ケージ・ゼミ生を中心に結成された「実験音楽とシアターのためのアンサンブル」に参加し、7月にコンサート、9月にイベントで演奏を行いました。
来年は、2012年1月14日から2月26日まで、トーキョーワンダーサイト本郷にて一柳慧の"sapporo"の演奏を展覧会場で会期中いっぱいかけて演奏するという試みを行います。
この展覧会では、私は毎日詩を書き、展示会場へ残していくことにしています。
期間が長いですので、お時間あるときにお立ち寄りいただければ幸いです。
関連イベント、コンサートも行います。
http://tolta2106.up.seesaa.net/image/sapporo.pdf http://eemt.net/ また、トルタの山田亮太ですが、2月にTPAM(国際舞台芸術ミーティング)の野村政之ディレクションで、舞台作品に参加します。
http://www.tpam.or.jp/2012/j/program/direction.html 蓮沼執太×山田亮太(TOLTA)『タイム』
さて、TOLTAおよび、メンバーそれぞれ、いろいろな形で来年も活動していきます。
またイベントや雑誌の企画、原稿依頼など、お声がけいただけることがありましたらどうぞよろしくお願い致します。
最後に、私は2012年の「現代詩手帖」詩誌月評担当となりました。
こちらでは、詩がいろいろな場所で展開している様子を幅広く取り上げていきたいと思っていますので、雑誌など作成されることがありましたらご連絡をいただけますと幸いです。
来年もどうぞよろしくお願いいたします。
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おまけ。
以下はの河野と山田の2011年中の雑誌や詩誌の仕事です。
漏れもありそうですが。
なお、「ユリイカ」2011年1月号に書いた詩のソーシャルというか詩人のネットワークとコミュニティの話は、どこかで怒られたり文句言われるんじゃないかと思いましたが、何の文句もなかったので、安心して2012年も機会があればガンガン書きます。
「現代詩手帖」2011年1月号 特集:現代日本詩集2011
山田亮太 詩「みんなの宮下公園/避難」掲載
「現代詩手帖」2011年2月号
座談会 (谷川俊太郎さん、詩を使ったデザインユニット<オブラート>の松田さんおよびトルタの山田、河野)
山田亮太の舞台評(拡大版)掲載
この号はほかに望月遊馬さんによる「トルタの国語 冒険の書」のレビュー
高塚謙太郎さんの詩誌月評で同じく「冒険の書」の紹介がありました。ありがとうございます。
「現代詩手帖」2011年6月号 特集:21世紀の北園克衛
河野聡子 論考「北園克衛記念館を構想する」
山田亮太 演劇評「アンドロイドはなぜ詩を朗読するのか」
「現代詩手帖」2011年7月号
「代替エネルギー推進デモ」スクリプト全文掲載
「現代詩手帖」2011年9月号
河野聡子 エッセイ「アレクサの出現と消滅」
「現代詩手帖」2011年10月号 特集:萩原朔太郎
河野聡子 詩「鉄筋コンクリート」
「ユリイカ」2011年2月号 特集:ソーシャルネットワークの現在」
河野聡子 エッセイ(詩のソーシャルについて)「私は遠くの何かに対して公開されている」
「サクラコいずビューティフルと愉快な仲間たち」2号
河野聡子 詩「確実に詩に関するロング・ワード」
山田亮太 詩「ヒューマノイド・コンピューティング」
「イリプス2nd」6号
河野聡子 詩「星ぼしのあいだに立つ」
「文学界」2011年6月号
山田亮太 詩「私の町」
藤原ちから、辻本力さんの編集による書評集『<建築>としてのブックガイド』
TOLTA(メンバー4人+サポートの関口文子)が5冊、本を紹介。
(全体をひとつの「建築物」にみたて、さまざまな本をいろいろなジャンルのアーティスト等が紹介するという趣向)
建築としてのブックガイド
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